教室の方針
「Andante Cantabile」
〜お子さまが音楽を通して成長できるための3つの扉〜
1つ目の扉「主役はお子さま」
「Andante(アンダンテ)」とは「歩くような速さで」という意味の音楽用語です。お子さまは十人十色。一人として同じお子さまはいらっしゃらないのです。ですからお子さまが物事を自分の中に吸収していく過程、速度、そしてその子の時間の流れを最も優先してレッスンを進めてまいりたいと考えています。
集団生活で得られるものももちろん大きいですが、マンツーマンレッスンの強みを最大限生かし、目の前にいらっしゃるお子さまと一緒にレッスンを作っていくことを大切にしていきたいと考えています。
2つ目の扉「良い耳と歌心を大切に」
「Cantabile(カンタービレ)」は「歌うように」という意味の言葉です。全ての楽器をを演奏する上でいつも根底に流れているものはそれぞれの楽器を通して「歌う」という活動です。また、「歌う」活動を支えてくれる力が「音楽的な良い耳」でもあります。
レッスンではピアノを習い始めた時から「表現しようとする歌心」と「音楽的な良い耳」を作っていくことを大切にしながら、きれいな音で音楽を表現できるようサポートさせていただきます。
3つ目の扉「体の使い方と読譜力」
ピアノを習い始める時「ピアノがあんなふうに弾けたら良いな・・・」と何となくイメージされたことってありると思います。その基礎となるのが「脱力の伴った体の使い方」です。そして「自分で楽譜を読むことができること」ということも将来自分で音楽を楽しむことができるための大切な音楽の力です。
音楽は世界共通の言葉ともいわれるほど、どこの国の方たちも昔生きていた作曲家が書いた楽譜を読んでいます。何と素晴らしいことでしょう。レッスンでは毎回少しずつ脱力できる体や手の使い方と楽譜を読む力を無理なく伸ばしていきます。